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東洋プリディア株式会社

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公開日: 2024-09-21

更新日: 2024-09-21

売上UPへの第一歩 認知度向上にチャレンジ!

執筆者

こんにちは! ディレクターのほうじ茶です!

突然ですが、広報担当者様へ質問です。

自社や製品の「認知度」気にしていますか?

「もちろん!すでに認知度向上対策も行っています!」という方もいると思いますが、「気になるけどどうすれば認知度が上がるのか分からない・・・」とお悩みの方も多いと思います。

一般的に言われる「知名度」とは違い、「認知度」は自社ブランドや製品、サービスなどの中身や魅力が理解されているかの指標となるもの。そして、マーケティングにおいて売上貢献を図るには認知度向上の取り組みが欠かせないのです。
そこで今回の記事では、「認知度向上の取り組み」について具体例を交えてご紹介いたします!

目次


・そもそも認知度ってなに?

・なぜ認知度が重要なの?




・大きな影響力が魅力の「マスメディア広告」

・ワンクリックで誘導できる「WEB広告」

・多くの人を巻き込むことが出来る「SNS活用」



・成功した企業の例

①ネット販売で成功したヤッホーブルーイング

②プロモーション動画で成功したライカジャパン

③SNSキャンペーンで成功したハーゲンダッツ

・失敗した企業の例

①インパクトのあるCMで失敗した三菱自動車

②ステルスマーケティングで失敗したウォルトディズニージャパン



1.認知度とは?




そもそも認知度ってなに?



・冒頭でも触れましたが「知名度」と「認知度」は似ているようでその内容にはかなりの違いがあります。「知名度」とは自社ブランドや製品などについて「名前だけが知られているかどうか」の目安です。一方「認知度」は自社ブランドや製品などの名前だけではなく、「内容や魅力も理解されているかどうか」の目安となります。実は認知度が高い状態は、商品の購入につながる可能性が高い状態であると言えるのです。




なぜ認知度が重要なの?



・なぜ認知度が高いと商品やサービスの購買につながるのか?有名な消費者の行動モデル「AISAS(アイサス)」で説明します。
AISASは
●Attention:認知・注意
●Interest:興味・関心
●Search:検索
●Action:行動・購買
●Share:共有
という5つの消費者行動の頭文字を組み合わせたものです。ご覧になった通り「認知」はAISASの第一歩です。いくら良い商品やサービスがあっても、消費者に「認知」されなければ購買には結びつきません。逆に言えば認知度が高い状態はそれだけ購買に近い状態なのです。また、AISASでは「Action:行動・購買」のあとに「Share:共有」があることにも注目です。SNSが発達している現代では、消費者の行動は購買して終わりではなくその後に「発信・共有」という段階があります。一人の消費者から新たな消費者へと購買の可能性が大きく広がる可能性があるのです。だからこそ、商品・サービスの売り上げアップには「認知度の向上」が大きな役割を占めていると言えるのです。



2.認知度向上に効果的な広告媒体はコレ!


次に、認知度向上施策としてよく使われる広告媒体の例をご紹介します。



大きな影響力が魅力の「マスメディア広告」



・テレビや新聞、ラジオなどのマスメディアに出稿する広告は、多くの視聴者に訴えかけることが出来るので、認知度向上に適した方法です。近年インターネットの普及によって、従来のマスメディアを利用するユーザーは減ってきていますが、それでも依然として大きな影響力を持っているので、認知度向上の取り組みとしてぜひとも検討したい媒体です。




ワンクリックで誘導できる「WEB広告」



・マスメディアと並び、大きな影響力を持っているのがWEB上で表示される広告です。WEB広告には検索エンジンでの検索キーワードに連動して表示される「検索連動型広告」や、WEBサイト上の広告枠に画像や動画を載せる「ディスプレイ広告」などがあります。いずれもワンクリックで手軽に商品やサービスの説明サイトへ誘導できるのが強みと言えるでしょう。また、自社サイトに訪問したことがあるユーザーに再度広告を配信する「リターゲティング広告」もあり、これも「認知度向上」の重要な手段と言えるでしょう。




多くの人を巻き込むことが出来る「SNS活用」



・その名の通りX(Twitter)やInstagram、LINEなど各種SNSを使ったイベントやキャンペーンです。ユーザーからの商品に対する投稿やシェア、拡散を募ったり、フォロワーから投稿を募集するコンテスト形式のイベントなど様々な種類があります。投稿数が多くなればキャンペーン自体が話題になって盛り上がり、「認知度向上」だけでなく「販促」や「拡散効果」も期待できます。



3.認知度向上の成功例、失敗例を紹介します


ここからは、実際に行われた認知度向上の成功例と失敗例を紹介しながら、どのような取り組みが効果的なのかをご説明します。



成功した企業の例




①ネット販売で成功したヤッホーブルーイング


クラフトビール(地ビール)で有名なヤッホーブルーイングは、2010年代からの地ビールブームに乗って、順調に売り上げを伸ばしていきました。しかしブームは20年代前半に失速。そのあおりで販売不振に苦しむことになります。そこで力をいれたのが楽天を通じたネット通販です。社長みずからが「てんちょ」として運営し、面白おかしいメルマガなどでユーザーの心をつかみ、ファンを増やしていきました。消費者が親しみやすいインターネットコミュニケーションで、じわじわと自社の認知度を向上させていった好例と言えるでしょう。


②プロモーション動画で成功したライカカメラジャパン


日本製デジタルカメラを製造するライカカメラジャパンは、商品の製作過程をYouTubeで配信するというブランドプロモーションを展開しました。動画は3分半程度で、職人によって製品が作り上げられていく様子を映し、BGMはなく職人の手元映像と作業音がひたすら続くという内容になっています。実際の製造工程を知らないファンの関心を強く引きつけ「職人が作る本格派のカメラ」というライカブランドの「認知度向上」に成功しています。


③SNSキャンペーンで成功したハーゲンダッツ


アイスクリームの大手ブランド「ハーゲンダッツ」はアイスクリームのふたを取ると現れるハート型のくぼみを投稿してもらうキャンペーンを実施しました。これは元々消費者が自発的に発信していたのですが、メーカー側が特設サイトを立ち上げてユーザーの動きを後押ししています。結果的にインスタグラムでハッシュタグとして「ハーゲンハート」が拡大。YouTubeでの再生数向上にもつながりブランドの認知度向上を実現しています。

これらは、消費者に親近感をもってもらうキャンペーンや、自社の強みを再発信する企画で、「認知度向上」を実現した好例と言えます。




失敗した企業の例




①インパクトのあるCMで失敗した三菱自動車


三菱自動車は1983年に2代目の「ミラージュ」を発売する際、パプアニューギニアのエリマキトカゲを使ったCMを放映しました。エリマキトカゲが二本足で走る姿と「ミラージュ」の走行シーンを交互に流すというものです。当時ほとんど知る人がいなかったエリマキトカゲの姿はインパクト抜群で、CM自体は人気が出たものの、肝心の「ミラージュ」が目立たず、売り上げには貢献できなかったのです。見た目のインパクトを追求するあまり、商品の「認知度向上」に失敗してしまった例と言えるでしょう。


②ステルスマーケティングで失敗したウォルトディズニージャパン


ウォルトディズニージャパンは2019年にはファンタジー映画「アナと雪の女王2」を公開しました。このとき、7名の漫画家が映画の感想を漫画にして一斉にTwitterに投稿したのです。この投稿は多くのフォロワーがリツイートし、作品の認知度は大きく向上しました。しかし、7名の漫画家がほぼ同じ時間で投稿したことから「やらせ」ではないかとの疑惑が浮上。ディズニー側は当初疑惑を否定していましたが、最終的には漫画家たちにお金を払って投稿を依頼したことを認めて謝罪しました。これは、本来「広告」と明記しなければならないのに、自然な口コミであるかのようにしたステルスマーケティング(ステマ)の手法です。SNSなどで認知度が向上しても、ステマであることが発覚した場合、ネガティブなイメージが植えつけられ、最終的には購買行動を止めてしまう可能性があるのです。

これらは、広告のインパクトに商品が負けてしまったり、消費者の信頼感を損ねるようなキャンペーンを行ったため、「認知度向上」に失敗した例と言えるでしょう。



3.まとめ

今回の記事で「認知度向上」と「その成功例・失敗例」について説明しました。
今回のポイントをまとめると、次のとおりです。

・商品やサービスの内容や魅力が理解されている指標が「認知度」
・「認知度」は商品購買につながる行動の第一歩
・SNSが発達した現代で「認知度向上」は、「売上増加」だけでなく「強力な自社PR」につながる
・webの活用や自社の強みを効果的にPRすることが成功のカギ

いかがでしたか?
「認知度向上」に対して「どうすれば良いのか分からない」という疑問の解消につながったのではないでしょうか。

実際に取り組みたい!
詳しく話を聞きたい!
そんな方へ


今回の記事で「認知度向上」に興味を抱かれた方がいましたら是非実践してみてはいかがでしょうか。もし「どうやって手をつければ良いのか・・・」という方がいましたら、弊社にてサポートさせていただきます!まずはお気軽にご相談ください!

以上、最後までお読みいただきありがとうございました!